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高信頼性の水害予測システムへの期待

  • rpa696
  • 2023年10月27日
  • 読了時間: 2分

富山県企業と岡山大学発のスタートアップ企業が、水位センサーを使った防災システムの実証実験を開始しました。引用記事によると、「日本海ラボ(富山市城北町、新田洋太朗社長)と岡山大発スタートアップ『ハイドロヴィーナス』(岡山市)、牛ケ首用水土地改良区(富山市)は、富山市内の農業用水路で、流速や水位を計測できるシステムを使った実証事業を始めた。データを解析し、災害予測や水門管理のデジタルトランスフォーメーション(DX)化に向けた可能性を探る。実証事業は富山市婦中町下条の牛ケ首用水で来年3月まで実施。ハイドロヴィーナスが開発したセンシングモジュールを橋から水面につるし、流速を計測する。水位計も合わせて設置した。市内の情報をクラウド上に集める「富山市センサーネットワーク」に無線でデータを送り、人工知能(AI)解析で流況の変化などを予測する。モジュールは水の流れで振り子を振動させて発電する仕組みで、一定以上の流れがあれば電池交換せずに使い続けられる。」とのことです。水害が予測される状況で、数時間後の状況を正確に予測することは非常に困難で、水害が増加している近年の我が国では、切実な課題となっています。このセンサーは流速や水位を計測し、集められた後はAI解析で今後を予測できます。しかもこのセンシングモジュールは水の流れで発電でき、故障しない限り電池交換は不要です。 今後は、モジュールの耐久性等が評価され、システム全体の信頼性が向上することが期待できます。地方の気象条件に応じた、様々なレベルのシステムの普及が待たれます。



 
 
 

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