AI実用化は今が正念場
- rpa696
- 2023年11月15日
- 読了時間: 2分
現在のAIブームは第四次と云われていますが、なかなか一筋縄では行かない様です。引用記事によると、「ITユーザーやビジネスユーザーは、日常業務やビジネスプロセスが複雑化していることへの警戒心も持つ必要がある。米国電気電子学会(IEEE)が新たに公開した調査レポートの執筆者らはこのように警告し、『AIの利用は思われているほど簡単ではない』と注意を促した。」とのことです。流行りすたりで、何の準備もしないままAIに飛び込むと、例外なく失敗するのです。まず、現在の業務を分析し、AIを取り入れるプロセスとそうではないプロセスを分けて検討する必要がある、と考えます。忘れてならないのは、AIは人間と異なり、自分で判断はできないのです。判断できるのは人間に固有の仕事です。 ニューラルネットワークを含め過去に何度かAIブームがありました。しかし、そのいずれも一過性で終わりました。しかし、現在のブームはAIがプロ将棋棋士に全勝できていることをきっかけに、最も実用化に近づきました。TVの将棋番組ではプロ棋士の対戦に双方の有利不利をリアルタイムで表示され、正確性も実証されています。その根本は多数のAIエンジニアが、きちんとしたプロセスを踏んできた結果であることは想像に難くありません。 現在のAIブームが過去と同様に一過性に終わるか、私たちの日常に入り込むことができるか、今が正念場であると思います。

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