ChatGPT自体の勢いや用途の広がりを甘く見てはいけない
- rpa696
- 2023年9月8日
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ChatGPTの日本語処理に応用されている、独自の日本語対応の大規模言語モデル(LLM)を実用化しているNECは、DX事業に関する会見を開催しました。その中で、同社は「ChatGPTをはじめとした生成AIが一大ブームを巻き起こしている中、生成AIで“肝”となるのは『LLM』というAI技術であることも認識が広がってきた。最近ではこのLLMを業務システムと連携させ、業務システムの中で生成AIを使用するという動きが活発になっている。この動きは、『生成AIはLLMをどう活用するかであって、チャットはその一部にすぎない』ことを示しているように見て取れる。 理屈から言えば、その通りだが、ここで筆者が強調しておきたいのは、『生成AIブームを巻き起こしてきたChatGPT自体の勢いや用途の広がりを甘く見てはいけない』ということだ。例えば、書店のビジネス書コーナーを見ると、ChatGPT関連本がこんなに出ているのかと驚かされるほどだ。」(引用記事)としています。つまり、ユーザーに直接向き合うChatGPTの様な商品は開発する予定はないようです。
なぜこの様な経営判断になっているのかは不明ですが、かつてNECはハードウェアが今程発達していない20世紀後半でハードウェアで日本語処理を行い、日本市場を席捲していた時期が間違いなくありました。Windows出現以前です。そのため、エンドユーザーへの対応手法は企業として身に着けているはずです。これらを活用し、ChatGPT対応へも奮起を期待しています。
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