DXが急速に進む中国での弊害
- rpa696
- 2024年3月13日
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中国では、若者のクレジットカード離れが進んでいるようです。引用記事によると、「中国の短文投稿サイトの微博(ウェイボー、Weibo)で実施されたクレジットカードの保有枚数調査によると、有効回答3355人中1267人が『クレジットカードを持っていない』と回答した。」とのことです。引用記事では、クレジットカードでの使いすぎ防止とのことですが、筆者の体験では、そもそもクレジットカードを使える店舗が減少しているからではないかと考えます。筆者が数年苗に北京に出張した際の経験では、北京市内でもクレジットカードが使える店舗は、外国人が利用するようなホテルやレストランに限られ、街中の店舗やレストランはクレジットカードが使えず、AlipayやWechatpay等のQRコード決済か現金に限られています。しかも中国では偽造紙幣が蔓延っているため、中国人の決済次第は専らQRコード決済です。従って、中国のQRコード決済を持たない外国人は、現金を持たない限り、中国での生活は不便を強いられます。我が国では、新しい決済手段が導入されたとしげも、従来の方法は可能な限り残してゆくことが普通ですが、中国ではそうでもないようです。これもデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進む中国の弊害と言えるのでしょうか。
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