DXによる生命保険コスト低下の期待
- rpa696
- 2024年1月11日
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保険業界においておデジタルトランスフォーメーション(DX)が進み始めています。大手生命保険会社住友生命では、添付図の様にレベル1~5を定義し、推進しています。このうち、レベル1及び2は申し込み等の業務をペーパーレス化する等して、業務プロセスを効率化していますが、プロセスそのものは大きな変更はあるため、DXへは少し遠い概念です。一方レベル3以降は、新たな価値を創造していることから、DXの効果と言えます。愚弟的には、生命保険に於いては、顧客の健康増進活動を数値化することにより、ベネフィットに結び付けたり、自動車保険に於いては、「ドラレコや通信機器の設置により走行距離や運転特性(アクセルやブレーキの使い方、危険運転の兆候など)を計測し、評価の高いドライバーの保険料金を安くする「テレマティクス型」保険があり、ドライバーが安全運転を心掛けるようになる点が価値(安全運転習慣がつくことがベネフィット)である」(引用記事)と新たな価値を創造しています。この様なDX推進は、将来の業界全体での保険金引き下げ等、社会全体のコストが下がってゆくことを期待しています。

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