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DXの前提

  • rpa696
  • 2022年8月18日
  • 読了時間: 2分

今では少数派でなっているとは思いますが、DXを魔法の杖と考えている方がいるようです。少し古いですが引用記事によると、DXとは「これまでのやり方を前提に、デジタル技術を道具として、業務を改善すること」と捉えているのであれば、成功はおぼつきません。業務プロセスである。これまでのやり方が非効率であれば、それをそのままIT化しても効率は上がりません。 しかし、それ以前に業務プロセスそのものがない、または曖昧等という前近代的な企業もあるのも事実です。明確なプロセスが定義されていないため、担当者は右往左往し、その都度上長の承認を得る必要があると考え、上長も会議だらけで捕まらず、承認が遅れ関連業務も遅れ、上長は余りに進まない業務にイライラして、復旧のためにまた会議を開き、また遅れるという笑えない話になります。当該上長はプロセスを定義しなかった自分に責任があるとは思いもよらないのです。 プロフィットセンターであれば、この様なやり方をしていたら、売上や利益に直接響くため、改善への力が働くのでしょうが、単なるコストセンターなら誰もこれに気づかず、無為な時間のみが流れてゆきます。これでも誰も幸せになりません。幸せになるのは、競合他社です。 その様な企業に在籍している方は、DX以前に業務プロセスの確立・改善を行なわなければ、前近代のまま取り残され、市場から駆逐されます。



 
 
 

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