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DXの大衆化への期待

  • rpa696
  • 2022年11月11日
  • 読了時間: 2分

ファミリーレストランでの猫型配膳ロボットがSNS等で話題になっています。引用記事によると、「ガストやジョナサンなど数々のファミリーレストランを運営するすかいらーくホールディングス(以下、すかいらーく)では、2021年7月よりネコ型ロボットの導入を開始。料理の配膳だけではなく愛らしい表情やセリフが話題となっていて、わざわざロボットを見るために来店する人もいるのだとか。」とのことです。付帯機能も数々あり、添付写真の様に客が頭をなでると、喜ぶセリフや表情を示し、あまり何度もなでると怒り出す、といった話題性もあり、これが人気の原因となっているようです。 筆者が着目したのは、引用記事中のすかいらーくの担当者の、「ベラボットの導入は人員削減が目的ではありません。作業量や回転率などの数字の改善ももちろん大事ですが、ロボットの働きで空いた時間を活用し、従業員がピークタイムの準備や清掃に時間を使えるようにすることが1番の目的です。従業員が働きやすい環境を整え、最終的にはお客様の満足度向上に繋げることを目標にしています」という部分です。これがDXの主たる目的のひとつなのです。当初は配膳ロボットの導入により、自分たちの職が奪われるのではないか、と危機感を持った店員がかなりの数居たことは想像に難くありません。更に「『ロボットなんて本当に役に立つの?』と半信半疑の従業員も多くいました。ベラボットは基本的に秒速60センチで動くように設定していて、これは人間のほぼ半分の速度なんです。そのため、『自分でやったほうが速い』と思う従業員もいました。それでも実際にベラボットが動いて働いているところを見ると、みんな目の色を変えてロボットを積極的に使うようになります。導入から1カ月で『ベラボットが来る前はどう働いていたか思い出せない』と言う店長もいるほどですよ」(引用記事)という考え方の変化もありました。まさにロボットは人間の職を奪うものではなく、パートナーなのです。 この様なロボットやDXの大衆化により、草の根的にDXのアイディアが生まれ浸透することを切に願っています。



 
 
 

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