DXの目的再び
- rpa696
- 2024年4月10日
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我が国のデジタルトランスフォーメーション(DX)が欧米やアジアDX先進国より遅れを取っていると指摘されている中、米国ガートナーの日本法人ガートナージャパンが企業が「DXを成功させるには業務改革から始めるべきだ」との見解を発表しました。この背景には、ITによる業務効率向上のみで、業務改革まで行き着いていない、という我が国の状況があります。さらに引用記事は、「業界の何らかの変化や突然の大きな変化に対処し切れず競合に後れを取った企業は、現行業務の再現では不十分で、さらなる投資が必要だと気付いた時点では、既に追随できないほどの大差が付いていることになるとし、2027年までに現行業務を再現するだけのIT投資の90%が変化に対応できず、市場への投入スピードや顧客への影響力といった観点で競争力を失う結果になるだろうと予想している。」としています。本来DXの成功のためには、ITがスタートであっても、業務改革であっても良いはずですが、余りにIT投資に偏っているという、ガートナージャパンの焦りが透けて見えます。
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