DX人財とは夢を語れ、実現できること。
- rpa696
- 2022年7月20日
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DX革命の進展に伴い、企業の採用活動もDX中心になっているようですが、引用記事によると、実態は「各社によってDX人材の定義や要件が異なり、どんな学生が適しているか見極めるのが難しく、暗中模索の状態だ」と試行錯誤の様です。
筆者はこの考えとは一線を画します。DX化とは単なるIT化だけではなく、業務プロセスも変革し、企業のコスト削減、利益向上にあるからです。ITの専門家より「夢を語れること」が重要ではないかと常々考えています。立場は異なりますが、DX人財の好例は、JR東日本副社長を務め、その後りそなホールディングス会長に転じた細谷英二氏です。細谷氏は駅の構造を観察し、切符発行を減らせば切符売り場を減らすことができ、余剰となったスペースで新たなビジネスを創出できると考えました。好例は上野駅です。かつては、石造りの荘厳な造りの駅舎は切符売り場中心の構造でした。しかし、Suicaやビューカードの普及により、現在では切符売り場や自動販売機は隅っこに整理され、余ったスペースは駅舎2階を含め、多くのレストランや物販店がテナントとして入りました。その後、りそなホールディングスに移られたからもDXを推進し、スマートフォンで支店業務を完結できるシステムを確立しています。
この様に夢を語り、実現に結びつけ、業務プロセス改善ができる人財こそがDX人材なのです。この様な人財はタスク毎に業務を分割することにも長けているため、分割後の開発は、従来のIT実務を行う人財で可能になるのです。
「夢を語れて実現できること」これが重要なポイント考えています。私たちがお勧めするRPAツールを使いこなして、単純反復作業をロボット化し、余った時間で夢を語れる人財が一人でも増えることを、願っています。
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