DX推進による、製造業の標準化
- rpa696
- 2023年6月16日
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欧州では、DXを有効活用して製造業をも標準化しようとしています。引用記事によると、「ドイツはインダストリー4.0の動きの中で「Manufacturing as a Service(MaaS)」の取り組みを進めている」とのことです。さらにその背景として、「欧州がこうした取り組みに積極的な理由は『その先』があるからだ。『新興国に工場エコシステムをサブスクリプションサービスとして提供するため』とものづくり太郎氏は説明する。工場エコシステムを形にできれば、仕組みそのものを容易に輸出できるようになる。こうした一連の仕組みそのものをサービスとして提供する動きが現実化しようとしているのだ。『新興国は最適化されたシステムを簡単に入手でき、国の発展を加速させられます。一方で欧州はサブスクリプションサービスとして長期間のマネタイズが可能になります』」(引用記事)なのです。製造業そのものを競争力の源泉とし、海外進出も主に独自資本で展開してきた我が国の製造業にとっては、次なるチャレンジです。独自の展開のみでは、製造設備の稼働率や投下資本効率において、困難に直面するのです。 筆者がこの事例から思い浮かんだのは、「ラクスル」に代表される印刷シェアリングプラットフォーム企業です。同社は独自では印刷機は持たないものの、全国の中小を含めた印刷屋さんをネットワーク化し、印刷機の稼働データを基に、インターネットで受け付けた注文を、印刷屋さんに振り分けるのです。ラクスルでは印刷機への投資が不要である一方、印刷屋さんは印刷機の稼働率が向上する、典型的WinWinモデルです。その背景には、印刷プロセスが事実上標準化していたという事実もありました。まさに印刷業におけるDXの成功例です。 製造業全体でもDXの応用として、標準化してネットワーク化できるものと、高度なテクノロジーに基づく自社で保持するプロセスや部品を分けてマネージする時代が到来しています。
https://rpa696.wixsite.com/ocns #RPA #rpaツール 記事・画像引用元: https://monoist.itmedia.co.jp/.../2306/01/news005.html

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