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DX推進のためには国全体の力量が必須

  • rpa696
  • 2023年6月26日
  • 読了時間: 2分

最近マイナンバーカードの不具合が多発し、深刻な状態となっています。いずれの場合でも国は人為的ミスとして責任は取らないという態度を決め込んでいます。しかしここでも、この様に人為的ミスを矮小化してしまうと、問題を本質的に解決することができず、DX後進国街道をひたすら邁進することになりかねません。引用記事によると、「人為的ミスは、システム側にそれに対処する処理、つまり『バカヨケ』ロジックがあれば未然に防げたはずだ。いずれの人為的ミスも、システムの設計段階で想定できない種類のものではない。仮に設計時には想定できなくても、トラブルが発生した際に、デジタル庁などがいち早く問題を認識し、人為的ミスに対処する処理を追加するなどしていれば、ここまで問題が深刻化することはなかったはずだ。 一般に、データ入力の誤りなどシステム運用時の人為的ミスは、開発時のバグなどに起因するシステム障害に比べ重大な問題と捉えられないことが多い。人為的ミスで大きなトラブルが発生しても、担当者の問題、個別的な問題へと矮小化されてしまう。」なのです。つくづくDXはIT業界のみならず、国全体の力量が問われていると痛感しています。人為的ミスに対する対応を放置したまま、末端のオペレーターに責任を押し付けるという、政府やITゼネコンが蔓延している限り、我が国がDX先進国になることは永遠にないでしょう。



 
 
 

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