「ひとり情シス」からの教訓
- rpa696
- 2022年8月26日
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「ひとり情シス」という言葉があります。かつては大企業では数十人規模であった情報システム部門の業務の外注が進み、人員が減り、中堅企業等ではたった一人で主にサポート業務をこなさなければならなくなったということを言います。情報システム部門が大規模であった時代のプログラマーは、「私は技術者なので業務のことは分かりません」ということを隠れ蓑にすることができましたが、それも難しくなりました。 引用記事によると、「ひとり情シスはカバーする範囲が広いので、深くは知らなくてもいいのですが、ネットワークやPC、セキュリティなど幅広い領域を知らなくていけません。『ここからここまでが自分の守備範囲です』という発想では、範囲外で予期しないことが起きたときに全く動けなくなってしまいます。」なのです。 専門分野を核に隣接分野へ進出し、業務知識や、雑談もできるような浅くても広い知識が必要な時代になってきました。 定型業務や単純反復作業は、ますますRPA化を始めとする自動化が進み、残された業務は非定型業務に代表される人間にしかできないものになっていくことが自然な流れであると考えています。

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