「ビルOS」という概念
- rpa696
- 2024年3月22日
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「ビルOS」という概念が生まれてきました。従来エレベーター・セキュリティ・空調・来館者誘導等をバラバラに制御してきた各装置の制御を、統合制御しようとする試みです。引用記事によると「『ビルOS』は、建物を構成するさまざまなシステムを統合し、パソコンのオペレーティングシステムのように管理する概念です。ビルOSは、メーカー間の差分を吸収することで、各メーカーはアプリ開発に注力できます。これにより、ビル管理者がアプリでビルをカスタマイズし、利用者は業務効率化やエンターテインメントを楽しむことができます。具体例として、エレベーターの自動呼び出し、セキュリティや空調の自動制御、混雑緩和の誘導などが挙げられます。また、ビルOSはメーカーだけでなく第三者開発者のアプリも活用でき、ビルのリソースを最大限に活用できます。」とのことです。一例を挙げると、来場者がセキュリティゲートを抜けても、エレベータは動くことはなく、エレベータのボタンを押して待つ、という従来の方ほでは、如何にも時間の無駄遣いです。また、来館者各々のセキュリティ情報を付加できれば、各部屋の入退出管理にも応用可能です。新しいアイディアもスタートアップ企業でもオープンAPIに準拠できれば、発展も可能であり、夢は広がります。
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