「丸投げ」「わがまま」に頼るユーザー企業は駆逐
- rpa696
- 2023年11月14日
- 読了時間: 2分
デジタルトランスフォーメーション(DX)とIT産業での人手不足に伴い、ユーザー企業とIT企業の関係性が変化してきました。引用記事によると、「システム開発案件で複数のITベンダーを競わせたが、提示された料金がいずれも高すぎて、契約に至らなかったのだという。『各社とも話にならないくらい高額だった。しかもほぼ似たような金額なんだ。談合に違いない』。IT部長は憤まんやるかたない表情だったが、おそらくそれは誤解だ。」さらに、「ある企業はシステム開発案件で声をかけたITベンダーに相次いで辞退されてしまったという。過去のシステム開発でのトラブルが災いして、ITベンダー各社から『危ない案件』と認識されてしまったようだ。」とのことです。この見積は、従来の様なユーザー毎に仕様が異なる、所謂「スクラッチ開発」によるものと推定できます。かつては、数億円もするこの様なスクラッチ開発でもユーザー企業は仕方なく受け入れていましたが、「多くのユーザー企業がDX(デジタル変革)推進に向け技術者の採用を強化したことで、IT業界の技術者不足が恒常化しつつあるのだ。特に深刻なのが、システム開発をリードする優秀な技術者が続々と転職でIT業界を離れていくことだ。」(引用記事)と変化してきたのです。欧米に比べると、金融業を中心にスクラッチ開発が蔓延っていた我が国のIT産業ですが、DXの一環としてシステムの内製化を進めるユーザー企業が増えてきているのです。もはや「丸投げ」「わがまま」に頼るユーザー企業は駆逐されてくるのです。
https://rpa696.wixsite.com/ocns #rpa #rpaツール 記事・画像引用元: https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00849/00119/

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