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「人はパンのみに生きるにあらず」

  • rpa696
  • 2023年5月23日
  • 読了時間: 2分

「人はパンのみに生きるにあらず」有名な新約聖書マタイ伝の一節です。これは当然現代日本にも当てはまります。仕事に誇りとやりがいを感じていない限り長続きさせることは困難です。筆者はメーカーのソフトウェア開発でキャリアを積んできました。自分でソフトウェアを設計し、プログラミングを行ってきました。自分の設計通りにプログラムが動作したときには、何事にも代えがたい喜びを感じてきたし、それが製品に搭載され、顧客のもとに納品されたときにも、同様に喜びを感じてきました。開発期間を含めた開発費を削減するための、ハードウェアやソフトウェアツールを調査し、社内提案し採用されてきました。それにつれて、社内の立場も築いてきました。しかし、やりがいという観点から、これとは異なる環境もあるようです。引用記事によると、「では、やりがいを感じて仕事が楽しくなるのはどんなときか。おそらく次の3つの条件が必要だ。まずは、仕事に達成感があり最新技術の習得などを通じて自らのレベルアップも実感できること。次に、顧客などにリスペクトされ承認欲求を満たせること。そして、自らが提供した価値にふさわしい報酬を得られることである。この3つの条件が満たされていれば、技術者の仕事は楽しくなるし、一流のプロへと成長できるのも自明だろう。逆にこの3つの条件がそろっていないのが、IT部門や人月商売のITベンダーの技術者たちの仕事なのである。」とのことです。この様な状況では、やりがいを感ずることは困難ですし、メンタルに不調をきたす人もでてくるかもしれません。何とか改善しようとする人も「多勢に無勢」で埋もれてしまうかもしれません。なかなか難しい状況では、中間管理職の皆さんに期待しています。現下の状況に課題を発見し、改善の努力はどの様な場合でも少しずつ実現できるものと考えています。その努力の先に、DX後進国からの脱却も見えてくるかもしれないからなのです。



 
 
 

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