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「仏作って魂入れず」のDXは無意味

  • rpa696
  • 2023年9月29日
  • 読了時間: 2分

「仏作って魂入れず」の様なDX推進は改革ではありません。その例がBigMotor問題でも噴出しました。その舞台はSOMPOホールディングスです。同社は、「『IT Japan Award2022』でグランプリを受賞している。受賞理由は『脱保険』を目指し、グループを挙げてDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しているというものだ。」(引用記事)でしたが、合併会社に陥りがちな社風の違いにより、DXは機能しませんでした。引用記事によると、「SOMPOホールディングスは合併を繰り返した損保の集合体ですが、中核を担っているのは安田火災の出身者です。櫻田も奥村(幹夫SOMPOホールディングス社長)も、白川も白川の前任者の西澤(敬二損保ジャパン前社長)もみんなそう。『野武士集団』といわれ、他社より保険料を安くして契約を奪い取る荒々しさで知られています。その一方で櫻田は、学者肌で知識は豊富で弁も立つが責任を取らない。今回の件も『私は知らなかった』で逃げようとしており、記者会見でも『もっと早く知らせて欲しかった』といっていました。およそCEO(最高経営責任者)の発言ではありません」という体たらくです。そして、<SJ(損保ジャパン)社長が、「追加調査を行っても、厳しい調査を求めるスタンスを示したことでBM社と当社との関係がさらに悪化し、(中略)BM社との関係を維持しつつ、お客さまの保護も早期に図れる方法である」と判断し、(SJからBMへの)入庫紹介の再開を決定>(引用記事)なのです。社会的な影響が広がる中での拙速な決定は、甚だ疑問です。 社会正義から遠く離れたDXは、全く意味をなさないばかりか損害にすらなる、という典型的な例です。



 
 
 

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