「機械にできる仕事は機械に、人はより創造的な仕事をすべき」どう具現化できるか。

株式会社リコーの山下良則会長が創業者の佐賀県の出身地で、経営理念の講演を実施しました。引用記事によると、「講演会は『リコー』の創始者でみやき町出身の市村清さんが県に寄贈した市村記念体育館が、今年60周年を迎えるのに合わせ、その経営理念を紹介しようと佐賀市で開かれました。県内企業の経営者などオンラインの参加を含め約400人が参加。リコーの山下良則会長は、仕事は世のため人のために行うという創業からの精神を紹介し、『企業の最大の宝は社員のモチベーション』だと話しました。」とのことです。同社は三愛精神「人を愛し、国を愛し、勤めを愛す」を社是としてきましたが、事実上の指名解雇事件をきっかけ(https://biz-journal.jp/2014/08/post_5592.html)に、この三愛精神が崩壊し長期間低迷に陥りました。(https://jp.ricoh.com/about/ataglance/performance) ペーパーレス化が確実に進行している状況で、MFPやコピー機の次の経営の柱も確立していません。 厳しい状況が続いていますが、記事の最後に山下会長の言葉「機械にできる仕事は機械に、人はより創造的な仕事をすべき」(引用記事)をどの様に具現化するかがキーポイントです。世界を席巻した過去の成功体験から、脱出できるかが期待されています。そのうちの一つがDXです。

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