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「漁夫の利」を防ぐ。

  • rpa696
  • 2022年7月19日
  • 読了時間: 1分

先週末は、「世界サブカルチャー史 欲望の系譜 アメリカ 喪失の90s」がNHK-BSで再放送されました。東西冷戦終結直後のアメリカ社会を当時の映画等で振り返る番組だったのですが、筆者が注目したのは共産圏を仮想敵国としていた冷戦構造が終結し、勝者となったはずのアメリカが、敵を失い混沌に陥ってゆく、という意外な事実でした。そのため、やがてアメリカは、敵国を作って行きます。即ち中東のイスラム教諸国、そして昨今では中国・ロシアです。社会自体が敵国を作り産業を創出し、発展してゆくかの様です。しかし、その様な「内輪もめ」はエネルギーは内部に向かい、必ずしも生産的ではありません。 開発プロジェクト内で内輪もめが起き、メンバー同士の足の引っ張り合いが起きると、利するのは外部のライバル企業です。チーム内で多少の意見の食い違いがあっても、妥協点を見出し、ベクトルを同一方向に向けさせることがプロジェクト管理上、重要なことなのです。しかし、何でもかんでも対立構造に持ち込むことを好む輩が存在します。残念ながらその様な輩を対立構造から脱する様に説得・監視するか、ことによっては人事的手当も必要になってくるのです。「漁夫の利」で得するは外部である「漁夫」なのです。



 
 
 

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