「疑う心」が出発点
- rpa696
- 2022年12月15日
- 読了時間: 1分
現在のビジネス環境はVUCA(ブーカ)の時代と言われる様になりました。VUCAとは、「『Volatility(ボラティリティ:変動性)』『Uncertainty(アンサートゥンティ:不確実性)』『Complexity(コムプレクシティ:複雑性)』『Ambiguity(アムビギュイティ:曖昧性)』の頭文字を並べたもの。もとは軍事用語で、冷戦後より戦略が複雑化した状態を指していましたが、2010年頃から前述の『VUCAの時代』のように、ビジネスでも用いられるようになりました。」(引用記事)とのことです。即ち、我が国の教育での得意分野であった、「問題解決」ではビジネスでは立ち行かなくなったことを意味しています。 この様な時代背景での思考力についての構成要素として、更に引用記事は「知的好奇心」「疑う心」「具体と抽象」「論理思考力と直観力」を挙げています。これらを具体化してビジネスに結び付けてゆくためにはもうひとひねり必要ですが、入りやすい概念として「疑う心」があると考えます。即ち、仕事や生活でのあらゆる事象を鵜呑みするのではなく、一度は疑ってみることです。それを出発点とすれば、問題が見つかり改善に結び付けることが、しばしばあります。これは筆者が身をもって体験していることで、現在の業務を疑ってみて、深く考えることが業務プロセス改善に繋がっているのです。これも一つのDXです。

Commenti