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「貨物安楽死」議論からビジネスチャンスへ

  • rpa696
  • 2024年3月15日
  • 読了時間: 2分

物流業界の2024年問題の当該年となり、様々な取り組みが進んでいます。多くが危機と認識している中、ビジネスチャンスと捉えている企業も存在しています。引用記事によると、「日野自動車の子会社、ネクスト・ロジスティクス・ジャパンが開発した、世界初の量子コンピュータによる自動配車・積付けシステム『NeLOSS(ネロス)』は、注目すべき取り組みの一つです。40%を下回ると言われる物流トラックの積載率と生産性の最大化を追求したこのシステムは、量子アルゴリズムを用いて荷物の割り付け、積み付けを自動化することで、手作業では約2時間要する作業を、40秒に短縮。荷姿や重量、温度帯が異なる荷物を最適に積み込むための組み合わせを瞬時に割り出し、同社が開発した大型トラック2.5台分の『ダブル連結トラック』で異業種の荷物を混載輸送します。」とのことです。

更にはトラック物流から鉄道や船舶輸送に切り替える「モーダルシフト」も進んでいます。かつては、国鉄分割民営化の際、国鉄貨物事業は巨額の赤字を抱え、高額な貨物輸送費により、顧客をトラックにシフトさせることにより「貨物安楽死」の議論もありました。1987年の国鉄分割民営化時点で潰さず、「JR貨物」として独立させた各位のご努力が、環境問題や2024年問題により、ビジネスチャンスに結びついている、という点は、当時誰にも予想がつかなかったことである、と思います。

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