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「金儲けして何が悪い」と「論語と算盤」

  • rpa696
  • 2022年1月7日
  • 読了時間: 2分

今回は通常と少し異なる観点から、新一万円札の肖像と昨年の大河ドラマで話題となりました、渋沢栄一翁関連を記述したいと思います。

中学高校の日本史だけでは、わが国がなぜ徳川時代から明治にかけて急速に産業を立ち上げて先進国の末席に至ることができたのか、不思議に思っていた方も多いと思います。筆者もその一人でした。なぜ元下級武士ばかりの明治政府で、その様なことを成し遂げることができたのか、大きく異なる点は、民間で渋沢栄一翁が銀行・電気・ガス・鉄道等社会インフラや主たる産業を立ち上げて。しかも軌道に乗せてきたことです。翁は、パリ万博途上でのスエズ運河建設現場を目撃し、民間活力の重要性を肌で理解したといいます。そこで帰国後、前記の各産業を数百社を通じて起業したのです。

誤解を恐れず言えば、下級武士出身の役人は戦争や縄張り争いに終始し、産業の発展に思いを馳せることはありません。簿記を読むことや、ビジネス交渉もできません。それは現在でもそうです。極端な例では、海外での武力衝突を不必要に煽り、人心を海外に向けさせて、国内で窮地に陥っている自身の立場を盛り返そうとしている輩が今日もいます。

国力は軍事力だけではありません。私たち民間が各々の役割に応じて王道を外れずに励み、合作することが最も重要なのです。かつて「金儲けして何が悪い」などという輩がいましたが、当然これは最悪です。倫理に基づかない金儲けは長続きせず、実際その様になっています。まさに、渋沢翁が唱えた「論語と算盤」が最重要なのです。

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