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「魔改造の夜」とエンジニアの基本

  • rpa696
  • 2023年1月16日
  • 読了時間: 2分

先週NHK-BSプレミアムで放送された「魔改造の夜」は、ネコのおもちゃ(添付写真で男性が右手で掲げているもの)を改造し、5m走・6m落下の後20m走のタイムを競うというものでした。これに挑戦したのは、SONY・IHIといった一流企業の設計チームです。6mの落下姿勢、落下後姿勢を正確に立て直した後の20m走が難題で、完走できたのは3社中2社、タイム差でSONYチームが優勝しました。 筆者が着目したのは、SONYの指導役の方が「エンジニアは外注等に依頼しその管理を行うのではなく、自らが手を動かして設計・試作・テストを行うこと」を重要視していたことです。実際、外注マネジメントのみ経験していた中堅エンジニアに落下時に使うパラシュートを設計し、ものづくりの喜びを理解してゆきます。メンバーそれぞれが当事者意識を持ったことにより、改造したネコのおもちゃは落下姿勢・走行が格段に安定し、チームを優勝に導くのです。 筆者はソフトウェアエンジニアでしたが、30歳前後での外注管理の誘いを断り続け、自身で設計・プログラミング・デバッグを行い、プレイヤー・プレイングマネージャーに徹してきました。自分で手を下さなければ、理解が浅くなり、課題に対応できないと考えたからです。 この番組の様な例に触れるにつけ、自分の考えには間違いなかったのだ、と再認識しています。



 
 
 

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