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あの産業は一体何をやっているのかな?

  • rpa696
  • 2023年12月27日
  • 読了時間: 2分

金融機関のシステムでは、そのものの老朽化に加えて、システムの保守担当者の高齢化が問題になっているようです。引用記事によると、「特に金融機関で問題を深刻化させているのは、少なからぬ老朽化システムがCOBOLベースのシステムであることだ。今やCOBOLベースのシステムは随分少なくなったはずだと勝手に思い込んでいたのだが、金融機関やSIerの関係者に聞くと、まだまだCOBOLベースのシステムが数多く残存しているという。金融機関以外でも、COBOLベースのシステムを使い続けている大企業が結構あるようだ。『古くさい言語』の残存問題はCOBOLだけの話ではないが、COBOL問題が群を抜いて深刻なのは確かである。」とのことです。筆者が本年前半に少しだけ関わった某金融機関のシステムでも、保守ではなくシステム更改でもCOBOLが依然として使われており、ちょっと驚きました。そしてCOBOLで書かれたプログラムは、今更若手に保守を頼むわけにもゆかず、熟年保守担当者の引退に伴って大騒ぎというわけです。 長年メーカーで開発に携わってきた身としては、ちょっと信じられない現状です。メーカーでは定期的に新製品を投入しなければならず、その度毎にハードウェア・ソフトウェアを一新しなければならず、古い言語を使い続けることはまず考えられません。第一、世の中の最新技術を次々と採用しなければ、国際競争力を確保できない、という概念で仕事に従事していました。その結果、国際競争力を維持できたのだと思います。誤解を恐れずに言えば、「あの産業は一体何をやっているのかな?」というのが正直な気持ちです。



 
 
 

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