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あらゆる難題を乗り越えてきたのが、わが国の製造業

  • rpa696
  • 2023年1月5日
  • 読了時間: 2分

製造業は今が正念場です。主たる原因は少子高齢化に伴う製造業就業者の年齢構成の変化と、外国人労働者の環境変化です。引用記事によると、「経済産業省などの『2022年版ものづくり白書』によれば、日本の就業者数は2002年には6330万人だったが、2021年には6713万人に増えた。しかし、この間、製造業の就業者数は1202万人(就業者全体の19.0%)から1045万人(同15.6%)へと157万人減っている。」「34歳以下の就業者を2002年(384万人)と2021年(263万人)とで比較すると、この20年ほどで121万人も減少している。製造業全体で見ると、2021年時点の34歳以下の就業者は25.2%でしかない。 」としています。外国人労働者については、「新型コロナウイルス感染症に伴う入国制限で2020年以降は微減となっているが、コロナ禍前は急増していた。2017年(38万5997人)と2019年(48万3278人)を比較しても9万7000人以上増えている。」ですが、政策失敗による円安で外国人労働者の外貨建て収入が低くなり、好んで来日する労働者は増えることはないと考えられます。 製造業にとっては、厳しい時代ですが製造業の難題であった1985年プラザ合意以降の急激な円高も見事に乗り切り好景気に結び付きました。あらゆる難題を乗り越えてきたのが、わが国の戦後製造業であったはずです。今こそDXを推進して、製造コスト比率を削減し利益を追求するチャンス等です。間違っても安価な労働力に頼ることがあってはなりません。そもそも今回は労働力が不足しているのです。



 
 
 

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