オキナワDXユニバーシティ

労働生産性全国最下位に悩む沖縄県の民間企業がオキナワDXユニバーシティを創設しました。引用記事によると、「沖縄県の『労働生産性』は３７９．８万円。全国平均の５３６．４万円を大きく下回って全国最下位。自治体のクラウドサービスの利用状況は全国４４位に留まり、インターネットによる商品やサービスの販売額も全国平均の１０分の１以下とテクノロジーの活用は全国に遅れを取っています。」そこで、「琉球銀行や沖縄電力など、県内の主要企業７社のトップでつくる沖縄未来創造協議会が協力し県内のＤＸを推進する人材の育成を目指します。」その背景として、「琉球銀行川上康頭取『沖縄県の人手不足が非常に大きい。解決する一つの方法としては、やはりＤＸ化、省力化が一番だと思います。』」(引用記事)とのことです。低い労働生産性と人手不足という問題山積の中、DX人財育成により労働生産性を向上させ人手不足も解消するという手法は、云わば「王道」で今後が期待できます。さらに沖縄県ではコールセンターが集中しており、DXが入り込む余地が多分にあります。 本欄でも何度か言及しましたが、DXは地域差を容易に乗り越えることが可能であり、首都圏一極集中の解消の一助になることも期待できます。

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