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コンプライアンスの3本柱

  • rpa696
  • 2024年4月19日
  • 読了時間: 2分

昨今、我が国のメーカーで「品質不正」が散見され、ものづくり大国の真価が問われています。その都度、「コンプライアンス」「再発防止」が当事者から表明されているのですが、具体的な要点は共有されていないかもしれません。

コンプライアンスの要点について、まとめた記事がありました。コンプライアンスの3本柱について、引用記事によると、「1つめは「法規範」を守ること。これは、定められた法律や条例、法的な拘束力を持つ規則は、罰則の有無にかかわらず、企業が産業社会の中で円滑に行動するために必ず守らなければならないということだ。明文化された顧客との契約もこの範ちゅうと考えてよい。

 2つめは「社内規範」を守ること。これは、組織内で定められた業務マニュアルや業務規則もコンプライアンスの範ちゅうということだ。特に、社内規範に含まれるマニュアルや規則の多くは、顧客との契約事項に準拠したものであり、それらを守らないことは顧客との約束事を守らないことに等しい。暗黙的な顧客との約束事もこの範ちゅうと考えてよい。

 そして3つめは「倫理規範」を守ること。これは、職務上、順守しなければならない企業倫理や、人として守るべき社会的倫理は必ず守らなければならないということだ。仕様として文書に明記されてはいないが、顧客との誠実な取引関係において守るべき事柄などは多い。嘘(うそ)を言わない、ごまかさないといった基本的なことも倫理規範の一種と考えるべきだ。」とのことです。1つ目及び2つ目は、メーカーであるならばいわば常識の範囲内で認識されているのですが、問題は3つ目です。これは顧客との約束事も入ります。引用記事で言及されている例は、顧客と約束した手順に、部品の汚れの不具合を是正するため、顧客に伺いを立てることなく、部品清掃を追加したことによる事故でした。部品に汚れがあるということは、元来汚れやすい構造であったため、製品設置後当該部品がよごれて、実際の不具合を誘発したのです。この際事前に顧客に相談していたり、部品メーカーに根本解決を指示したのであれば、不具合防止が高かったと考えられます。即ち関係者に誠実な対応をしておけば、ということで、元来我が国のメーカーが得意としてきたことです。改めて基本に立ち返り、このコンプライアンスの3本柱の徹底が必要なのです。

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