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スクラッチ開発からDXへのシフトに期待

  • rpa696
  • 2024年2月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年2月26日

人件費の人月の積み上げに基く開発費見積で、世界の潮流からもデジタルトランスフォーメーション(DX)からも大きく遅れていた我が国のIT産業ですが、その中心企業の一つ富士通が新たな試行を開始しました。引用記事によると「大手システムインテグレータ(SIer)の富士通は現在、従来型SIビジネスからの脱却を掲げ、自社開発のサービス提供を加速させている。ビジネスモデルを転換する過程で、コストを積算する従来の値決めから、提供価値に応じた値決めへと変革を進めている。」とのことです。その背景として、「変化の激しい時代の中で『スピード感を持ってシステムを構築したい』というニーズが年々高まってきたことはその一つです。お客様がSIerへ業務を発注する場合、要件定義から開発そして納品まで年単位で時間を要します。そういった背景の中でお客様が自社開発に切り替えるなどの動きもあり、SI業界全体として需要が減少傾向にあります。またグローバル共通で使えるスタンダードなシステムやアプリケーションが台頭し、サブスクリプション(定額課金)などで手軽に導入・解約できるようになった点も大きいですね。」(引用記事)が挙げられます。従来の年単位の開発期間、コスト積み上げの開発費請求、一品料理的なスクラッチ開発、では開発期間もコストでも国際スタンダードから遅れるという当然の結果に気づいた、というわけです。国際進出を続けている同社だからこそ気づいたと理解していますが、この様な動きが他Sierに広がることも期待しています。

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