ディープフェイクの衝撃、命を守るために

先日NHKｰBSで「ディープフェイクの衝撃 〜生成系AIの光と影〜」が放送されました。今年５月の「ペンタゴン周辺で爆発事故が発生した」という写真付きのフェイクニュースが次から次へと拡販され、史上初めて株価に影響を及ぼしたという事件が番組の出発点でした。中頃に、米国の或る上級家庭に、父親と一緒にスキー場に出かけていたはずの娘から本人の声で、誘拐されたという助けを呼ぶ電話がかかってきました。実はこの娘の声はAIによる人工音声で、電話を受けた母親はパニックに陥ります。しかし母親は娘本人とすぐに連絡がつき、嘘を見抜き被害から免れました。単純な話です。ダブルチェックが重要なのです。 これはDXやAI以前の世の中を生き抜くための、単純すぎる知恵です。ダブルチェックせずに、NHKが言っているから、朝日新聞の記事に出ているから、という理由だけで、信じてしまうと最悪は自分や家族の命すら失われるのです。我が国では第二次世界大戦中に同様の経験があったことを肝に銘じなければなりません。ラジオでは毎日の様に大本営発表として、フェイクニュースを流し、旧満州では関東軍のフェイクニュースで、軍人のみ逃亡し、民間人は取り残されたりしたのです。我が国の政府は、平気で民間人を見殺しにします。 当時より情報は拡大に得やすくなったものの、政府の本質は変わりません。フェイクニュースも存在します。新聞やTV報道をそのまま鵜呑みにするのではなく、ダブルチェックを行わなければ、命に関わります。コロナ禍やウクライナ問題も例外ではありません。自分の頭で良く考えることが重要なのです。

https://rpa696.wixsite.com/ocns #rpa #rpaツール 記事・画像引用元： https://www.nhk.jp/p/ts/DW2RJG47ZY/episode/te/6LZ58W72N5/