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パートナーとしてのAI

  • rpa696
  • 2023年12月19日
  • 読了時間: 2分

世間の議論は落ち着いているようですが、未だにAIが人間の仕事を奪ってしまうのではないか、という懸念が一部にあります。確かにごく一部の仕事はAIに置き換わる可能性はありますが、AIは人間の様な判断はできないため、この基本を抑えて異なる観点から仕事を俯瞰する方が将来が見えてきます。即ち、AIは敵ではなくパートナーなのです。引用記事によると、「未来の雇用市場の鍵となるのは、従業員のスキルアップではなく、『コスキリング』だ。コスキリングにより、人間は自分のスキルをAIと組み合わせて、1+1=3となる生産性を生み出す。計算機は会計士の代わりにならなかったし、スペルチェッカーが編集者の仕事を奪うことも、動画の再生がコーチに取って代わることもなかった。これらはすべて、優秀な人材が使用することで、より大きな効果を発揮したツールの例だ」なのです。電車や電気機関車の機関助手の代わりにはなっても機関士や運転士の代わりにならなかったし、航空機のコンピュータはフライトエンジニアの代わりにはなってもパイロットの代わりにはなり得なかったのです。さらに引用記事は、「AIを適切に適用することで、実際に効率性を向上させ、失業率を下げることが可能だ。現在、多くの建設会社が最初の3年以内に倒産する。その主な原因は、効率の悪さと、プロジェクトのコストや収益性をリアルタイムで正しく理解できていないことだ。これは、建設会社が倒産するさまざまな段階において、労働者が有機的に離職していることを意味する。AIは、プロジェクト実施コストと収益性の真のリアルタイム分析を可能にすることで、事業の継続を支援し、労働力の需要を拡大することができる」なのです。 ホモサピエンスが他の生物と大きく異なることは、家畜や道具機械とうまく付き合えたことでした。馬を利用して長距離移動が可能になり、計算機を利用して莫大な計算や処理が可能になりました。そもそもホモサピエンス単体では無力であり、これらを利用して文明を発展させてきました。この基本はこれからも変わることはありません。AIは征服されるのではなく利用するものなのです。



 
 
 

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