マニュアルオペレーションからの脱却
- rpa696
- 2022年11月10日
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我が国は充実した初等教育に裏付けされた、労働力の高い均質性が大きな特徴です。1971に東京銀座に進出したマクドナルド銀座店を視察した、米国マクドナルドのトップ、レイ・クロック氏がアルバイトクルーのオペレーションが、マニュアル通りに完璧に守られているのを見て、「何だかイライラした」という言葉を残しています。本国米国は、こんなことは考えられないからです。 また、引用記事によると、「日本という国は、人間をロボットのごとくマニュアルに従わせて働かせようとします。あまりコミュニケーションをとらず、個人個人が考えなくても一定の作業ができてしまうという環境を作り出しました。マニュアル社会を世界のなかでも特異的に磨き上げたのが日本という国なのかもしれません。マニュアルさえあれば未経験のアルバイトでも仕事ができるという社会にしたのです。マニュアル社会は、単純労働作業に限らず創造性を必要とするような仕事にさえまん延しているようにみえます。」としています。これが、「今のやり方でもうまく行っているのに、なぜDX化するのか」という、ファーストブレイクに繋がっています。 しかし、如何にマニュアルを守っていたとしても人力に頼ったままでは、DXは進まず、運営の競争力向上による売上向上や経費削減・利益向上は残念ながら期待できません。オペレーションの正確性は尊重しつつtも、更なる上を目指す探求力が求められる時代なのです。まさに「単純反復作業は機械に任せて、人間はもっと楽しい仕事に集中しよう。」なのです。

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