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ライドシェアの無条件導入は危険

  • rpa696
  • 2023年11月27日
  • 読了時間: 2分

唐突に予想政治家から「ライドシェア」の話が出てくる中、実際に成田空港では訪日外国人観光客をターゲットにライドシェアサービスがアンダーグラウンドで始まっている様です。引用記事によると、「2010年代以降に、海外からの訪日客が増えたことで、成田など国際線が離発着する国内空港で目立つようになったが、コロナ禍でやや下火になったはずだ。それが、新型コロナウイルスの影響が一時期に比べると収まる傾向となったことで、再び白タク行為が増加していることが考えられる。」とのことですが、我が国では二種免許を含め法的規制があり、この様な所謂白タク営業は違法です。しかし、ライドシェアが解禁されている国から来日した外国人観光客は心理的な障壁が低く、利用者が見込めるのでしょう。ライドシェア推進派からすると、我が国のデジタルトランスフォーメーション(DX)の遅れの象徴の様に主張され、批判のやり玉に挙がっているようですが、利用者側からの観点から考え直す必要があります。一般乗用旅客自動車運送事業は国土交通大臣の許可を得なければならず、二種免許取得を含め、或る程度安全が担保されています。この様な状況で、不用意に規制緩和を行ってしまうと、交通事故が発生した場合の補償や、故意に遠回りして不当運賃を徴収される等の不具合が発生することは間違いありません。DXは各国や地域の事情に即する形で実施しなければ、この様な不具合が発生するのです。画一的にライドシェアを開放するのではなく、事情を細かく分析し、実情に即した対応が必要です。



 
 
 

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