ライバル企業と協業
- rpa696
- 2023年4月19日
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多くの日本企業がDXに四苦八苦している中、鹿島建設ではDX化が順調に推移している様です。引用記事によると、「ちなみに多くの日本企業では、いわゆる『2025年の崖』を回避するために、レガシー資産のモダナイズにかなりの投資を余儀なくされると聞きます。弊社はかなり早い段階からレガシーシステムのモダナイズに着手しており、同業他社の多くがいまだにホストコンピュータを運用しているのに対して、既にかなり前にホストを廃止しています。」また「弊社に関して言えば、2025年の崖による影響はほとんど心配していません。技術を使って新しいことに挑戦することを良しとする『進取の精神』が文化として根付いている証左かもしれません。」とのことです。まさに経営方針が全社に浸透している証左です。この中で筆者が着目したのは、同業他社との協業です。さらに引用記事によると、「ロボットの研究開発のように業界全体の発展に寄与するような分野に関しては、各社が協調して取り組んだ方がいいのではないかという考えの下、2021年に弊社と清水建設さん、竹中工務店さんの3社が中心となって立ち上げたのが『建設RXコンソーシアム』と呼ばれる団体です。」とのことです。個々の企業の競争力に密接に関連していない分野では、この様にライバル企業と協業することは、DXを進める上で有力な例になるはずです。

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