ローコード開発ツール導入のメリット
- rpa696
- 2024年2月5日
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建設機械大手の日立建機では、ローコード開発ツールOutsystemsを採用し、大きな成果を上げています。引用記事によると、「OutSystemsを選んだ理由」として「基本設計(業務ロジック設計)を行えば自動的に実装完了。開発者の大幅削減が可能
将来のOSやミドルウェアのアップデートに対応」を上げ、「導入効果はてきめんだった。生産管理・調達・経理業務をカバーする生産管理システムを18カ月で刷新できた上、内製化と品質向上を実現し開発効率を20~30%向上させることができたからだ。」とのことです。ローコード開発ツール導入の重要な効果として、内製化比率向上があります。ツールの使用方法の体得が必要であるものの、理工系人財やゼロからの教育投資は不要です。ツールはOSのバージョンアップにも対応しているため、ツールユーザーの新たな投資は不要です。逆にツールを使わず、全て外注しスクラッチ開発を行った場合には、仕様追加やOSのバージョンアップに伴い、追加開発費が必要になってきます。これは視点を変えて、開発費とユーザー数との関係からしても明らかです。スクラッチ開発を外注した場合、ユーザーは1社であることから、開発費全体を1社で負担しなければなりません。一方、ツールの場合には、ユーザー数が何千何万と存在するため、開発費は「広く薄く」で済むのです。これが開発ツールを導入する大きなメリットの一つなのです。
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