丸投げから脱出し、DX推進のチャンス到来か
- rpa696
- 2024年2月27日
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IT業界では、人手不足が続いていますが、その様な状況だからこそ、変革のチャンスがあるようです。ITの現場の実態は想像以上で、引用記事によると「丸投げの上に金払いが悪いくせに、わがままな要求が多く客先常駐の技術者を酷使しようとする。そしてシステム障害など何かにつけて、全ての責任をSIerらITベンダーに押し付ける――。こんな不良な客は、私がこれまでに実名を聞いただけでも両手両足の指の数ぐらいあるぞ。」とのことなのです。そして苦労するのは、現場に常駐しているSIerの下請け企業の技術者であり、権限もなく責任ばかり押し付けられます。当然自己啓発のチャンスは狭められ、世の中に取り残されるばかりです。もし、これらのSIerが現場から引き上げてしまったら何が起きるでしょうか?何も起こらないのです。さらに引用記事によると「実際にはびっくりするほど何も起こらない。何せシステムを起動するぐらいなら客のIT部員でもできるし、ITベンダーの常駐技術者がいなくなった途端、システム障害が発生するわけでもないしな。システムは一切改修できなくなった状態で放置されるのだ。そのうち、システムの中身が多少は分かるIT部員すらいなくなり、老朽化したシステムは完全にブラックボックスとなる。」なのです。この場合、発注側のIT部門の覚悟にも依りますが、現システムを塩漬けにする代わりに、デジタルトランスフォーメーション(DX)を応用し、ツールを多用した上で、SIerに丸投げすることなく発注側のIT部門でシステムの構築・運用が可能となる体制を整えることができます。関係者が一日も早く目を覚まし、DXを推進する時期に来ています。
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