人月商売からの脱却のチャンス到来か
- rpa696
- 2024年4月16日
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近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展と我が国の景気回復に伴い、IT人財の求人が増加しているようです。引用記事によると、「人材の純粋培養が大好きだった日本企業が中途採用を猛烈に増やしている。そういえば、日本経済新聞の2024年4月8日付の朝刊に『中途採用、今年度5割迫る』という記事が載っていたな。何でも2024年度の採用計画に占める中途採用比率は過去最高の43.0%に達したそうだ。で、特に足りないのが、言わずと知れたIT人材。多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組むようになったため、技術者らに対する求人が、それこそ『爆増』しているというわけだ。」とのことです。さらに求人の中身も変化しており、「日本企業によるDXの取り組みの活発化も、人月商売のIT業界にとっては強い逆風となる。新たなデジタルサービスの構築や業務プロセスの改革などの際に、システムを内製で構築しようとする機運が盛り上がってきているからだ。」(引用記事)とこれまでと異なる人財が求められています。従来の求人はウォーターフォール開発と人海戦術が前提で、がんじがらめのプロセスで狭い権限の人員の集まりでした。しかし最近の求人は、システム内製化を目指し、業務プロセスを重要視しているのです。さらに引用記事によると、「企業が新たなデジタルサービスを立ち上げるために構築するシステムは、基幹系システムのような巨大な化け物ではない。外部クラウドなどの『有り物』をフル活用しつつアジャイル開発の手法を導入して、まずは小さくつくるはずだ。その後もサービスの拡張や改変を繰り返すから、事実上の「永続開発」となる。要するに、開発の山や運用時の「谷」が生じにくいわけだ。それ以外にも、本当の意味での『我が社の強み』を組み込んだシステムは生命線故に、日々アップデートする必要があるだろうから、開発の山問題も生じにくいはずだ。」の様に需要が異なり、人海戦術ではないのです。この様な考えが多数派となり、社会がDXに少しでも近づくことを期待しています。
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