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仕事のための仕事?

  • rpa696
  • 2023年6月30日
  • 読了時間: 2分

「仕事のための仕事」即ち、何のためにやっているか、仕事をしている本人が理解できないまま、無為に時間だけが過ぎ去る仕事です。働く人であれば、何等かの形で社会に貢献したいと思っているはずですから、この様な「仕事のための仕事」はその対極にあり、誰も幸せになることはありません。アジャイルの様な効率重視の開発手法の登場で、影が薄くなった感はありますが、未だに存在する様です。 引用記事によると、「1 日を通じて行うアクティビティのうち、市場分析やコーディングといった技術を要する仕事とは違うすべてのものをいいます。退屈な、時間を取られるだけの仕事であり、たいていの人たちはこれを仕事の付帯的な作業とみなしています。」例えば、ソフトウェア開発にのおいて、バグを極限にまで少なくする開発手法の体得と実践が重要であるにも拘わらず、過去の膨大なバグをExcelの関数やグラフ機能を駆使して「綺麗な」ドキュメントを作成する等に業務です。この様な業務は、せっかく時間をかけても日の目を見るのは会議中せいぜい一回で、プロジェクトの遅れの言い訳にだけ使われます。しかもドキュメントのあらさがしすることが得意な人が必ず居て、ドキュメントの矛盾点をあげつらい、大騒ぎします。そして、プロジェクトではなくドキュメントの修正にまた多大の時間を浪費することなるのです。これらドキュメントの作成修正を指示する人は、何を考えているのでしょうか?この様な業務を何時間何百時間かけても社会貢献には全く繋がらないし、指示されて作業する人のモチベーションは下がる一方です。 この様な「仕事のための仕事」が蔓延っている限り、我が国の産業は先進国からますます取り残され、後進国に固定化されてしまうことを筆者は危惧しています。


 
 
 

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