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内製化向上がDXのポイント

  • rpa696
  • 2024年1月23日
  • 読了時間: 2分

「全国クラウド実践大賞2023全国大会」で、和歌山県の建設会社「小森組」が日本デジタルトランスフォーメーション推進協会賞を受賞しました。引用記事によると、同社は人口減少等による人手不足に対応するため、「ICTを活用した次世代施工『i―construction』に、2年半ほど前から取り組んでいる。レーザー測量や3次元設計データ、データを反映して自動運転で施工できる重機など、生産性向上につながっている。重機などのリース料金が高額で、多くの建設業者が大きな工事の時だけ外注している中、同社は専用の機材を保有して「内製化」して、どんな規模の工事でも施工できる体制をつくったという。」とのことです。従来重機と関連業務を外注していたのを、発想を転換し重機を購入しオペレーターを含めて内製化を進めることにより、生産性の向上と人材育成に効果が確認できました。筆者が着目したのは「内製化比率」の向上で、これはIT部門でも応用可能です。一見すると外注比率を高めれば、直近の生産性は向上するかもしれませんが、企業内部にノウハウの蓄積もなく人財も育ちません。しかも仕様追加がある場合には、同じ企業に再び外注する必要があり、間違いなく経費を圧迫します。内製化比率を高め人財育成中は一時期生産性が低くなるかもしれませんが、人財育成後は間違いなく生産性が高まるのです。ITツールを使用し、従来外注していたIT経費を内製化してゆくことは、デジタルトランスフォーメーション(DX)のポイントの一つなのです。

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