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国鉄・JRを例に、DXへの共通理解

  • rpa696
  • 2023年4月10日
  • 読了時間: 1分

デジタルトランスフォーメーション(DX)とデジタル化・IT化の混同が残念ながら残っている様です。DXの定義を正しく国民全体で共有できない限り、DX化が先進諸国から遅れる一方です。引用記事によると、「DXと聞いて経営者の方は下記のような事を思い浮かべると思います。 ・紙の印刷をなくしPDFでやり取りするようにした。 ・打ち合わせをオンラインで行うようにした。 ・テレワークを導入し出社しないようにした。 これらは今の業務をITに置き換えただけで本質的に何も変わっていません。」なのです。この定義は、半世紀以上の長い歴史を持つ国鉄・JRの例を考えれば分かりやすいと思います。それまで紙の台帳と電話での指定席予約であった方法から、1960年代にコンピュータと専用回線により、オンラインで全国主要駅での指定席販売や、近距離では自動券売機による切符販売は、省力化に多大なる貢献をしましたが、現在の定義ではDXとは言えません。更に時代が進んで、自動改札機とSuica/Pasmo導入や特急券・指定席券のチケットレス化によってはじめてDXと言えるのです。業務プロセスが大きく変革したからです。本質はさほど難解な定義はないため、国民全体の共通理解が進むことを切に願っています。



 
 
 

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