小さなことでも具体的事例の繰り返しが重要
- rpa696
- 2024年2月9日
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地方自治体レベルでもデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進の動きが活発になっていますが、具体的方策はなかなかないようです。一方、広島県では「人工衛星を使って不法投棄を監視する事業」を2024年から開始すると発表しました。引用記事によると、「後を絶たない不法投棄をなるべく早く発見しようと、県は来年度、こちらのSAR(サー)衛星という人工衛星を使って不法投棄を監視する事業を始めます」「SAR衛星は地表面に発射した電波で地表の変化を観測する衛星で、今回のシステムはSAR衛星のデータを解析し、不法投棄があった場合、その場所を検出し、メールで知らせてくれます。県は2021年度から実証実験を行っていましたが、効果を確認できたとして、来年度、システムを本格的に導入します。」とのことです。この事業は不法投棄処理費用を削減でき、広島県の費用の削減は期待できますが、ビジネスチャンスの拡大への期待は限定的です。しかし、筆者の概念からすると、具体的な方策を考案し実際に適用することが重要です。具体的方策を実現できれば、芋蔓式に次の方策考案が期待でき、DXの底上げが期待できるからです。具体的ではない抽象的議論の繰り返しでは、そのうちDXへの熱量が下がりやがてフェードアウトしてしまうことを危惧します。どの様な小さなことでも、具体的事例を積み重ねてゆくことが肝要です。
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