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小売業での陳列作業効率向上が課題

  • rpa696
  • 2023年7月26日
  • 読了時間: 2分

我が国のサービス業の低い生産性はしばしば指摘されていますが、小売業では陳列作業がその一つの原因であるようです。引用記事によると、「日本の小売業幹部が米国小売業の視察ツアーに行くと、以下のことに驚きます。 (1)店の巨大さ (2)ダラダラ働いている従業員の動きの悪さ (3)欠品の多さ  これは事実です。一人一人がキビキビと働き、前進立体陳列(商品が棚の最前面まで出て、棚の一番上まで立体的に陳列する少ない在庫を多く見せる手法)もいとわずに売り場を整備して棚の空きを見せないようにしている日本の小売店舗とは比較になりません。」とのことです。(1)は兎も角、(2)(3)は顧客からのクレーム対象になることは間違いなく、このままマネするわけにはゆきません。しかし、工夫の余地はありそうです。米国小売業の主流の一つに「通路別納品」があります。引用記事によると、「自社物流センターで店舗ごとに仕分けする際に、店舗の通路ごとに荷物を仕分けしておくことを通路別納品といいます。店舗の品出しアルバイトの立場になれば、いかに通路別納品が楽かは想像がつくと思います。店舗のどこにあるか混在した納品を品出しするためには、店舗中を歩き回って売り場を探す必要があります。それに対し、例えば14番通路に並んでいる商品だけが集まった箱に商品が入っていれば商品の陳列場所がすぐに分かり、必然的に歩く距離も短くなります。」とのことです。Costcoではさらに極端で、倉庫と売り場が同居していて、倉庫から売り場への商品の移動すらありません。 それ程広くない店舗で、顧客満足度を保ったまま陳列作業の生産性を上げてゆくことは容易ではありませんが、ロボットとの協業を含め考慮する余地はありそうです。



 
 
 

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