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成功体験を持つ製造業の課題

  • rpa696
  • 2023年2月24日
  • 読了時間: 2分

1980から1990年代に成功を収めた我が国の製造業ですが、デジタルへの取り組みが遅れ得ていることから欧米企業からの遅れが取返しのつかないことになりつつある、と荏原製作所CIOがFM番組で警告しています。引用記事によると、「1990年代にインターネットやERPの仕組みの出現、コンピュータの処理能力が格段に向上したことで、欧米の企業は2000年前後から一気にグローバル一体運営に舵を切りました。その一方で、当時の日本の会社は、世界のなかでもトップランナーを走っており、『その成功体験が邪魔をしたのかもしれないが、同じ仕組みを入れても仕事を変えられなかった』と言います。」そして「まだ日本のモノづくりに強みがあるうちに、DX(デジタルトランスフォーメーション)じゃないですけど、そこを何とかしていかないと大変なことになってしまう」と警告しています。

確かに、日本企業が得意とする合わせこみ技術により、例えばプリンター業界では印刷用紙との摩擦が印刷品質や印刷速度に影響を与えますが、日本企業は合わせこみ技術により課題を乗り越え、今や総合プリンターメーカーは日本企業のみとなりました。しかしその成功体験から次へのステップアップに喘いでいます。

発想の転換により、これらピンチをチャンスに替えて、生き残りを賭けたステップアップが求められています。

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