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我が国ITの情けない状況

  • rpa696
  • 2023年8月22日
  • 読了時間: 2分

我が国のデジタルトランスフォーメーション(DX)がなかなか進まない原因の一つに大企業の子会社化しているIT企業群がある、と指摘されています。引用記事によると、コンピューターメーカーの子会社や大手ユーザーの子会社のみからなる我が国のIT企業群は。「日本の『栄光の製造業』の一角を担ったITベンダーはコンピューターメーカーとしては没落し、本物のIT産業を日本に根付かせられなかった。本来ならそれに代わり、ソフトウエア主導のIT産業が勃興すべきだったが、多重下請け構造による人月商売という、似て非なる労働集約型産業にすり替わってしまった。」と指示待ち・労働集約型の企業群でDXを目指した変革は皆無です。これでは、業務プロセスを変革して、ビジネスチャンス拡大・経費節減・利益向上を目指すDXの動きからは取り残されるばかりです。残るチャンスは唯ひとつ、事業会社側からの変革圧力のみなのかもしれません。即ち「本気でDXに取り組む企業なら、ITベンダーに求めるのはご用聞きでもなければ、人月商売でもないはずだ。求めるのはコンサルティングにクラウドベースのソリューション、そしてAI(人工知能)などのとがった技術力。もし人月商売のITベンダーが悔い改めないのなら、外資系コンサルティング会社や外資系ITベンダー、そして日本のITスタートアップなどがその穴を埋めていく。」という情けない状況になるのです。



 
 
 

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