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我が国のIT後進性からの脱却策

  • rpa696
  • 2023年12月7日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年12月7日

株式会社大和総研は、レガシーシステムからの脱却を支援するサービスとして、「メインフレーム最適化ソリューション」を提供開始すると発表しました。引用記事によると、「メインフレーム最適化ソリューションは、メインフレームのオープン化・クラウド化だけでなく、継続利用も視野に入れて、その最適な活用法を提案するもの。DX(デジタルトランスフォーメーション)の足かせとなりがちなレガシーシステムからの脱却に向けて、既存メインフレームの現状分析・移行計画の策定から、インフラ刷新、システム開発、システム運用・保守まで、大和総研がワンストップで支援するという。」とのことです。保険会社等金融業は、未だにウォーターフォール開発モデルに基づくレガシーシステムに拘泥していることにより、デジタルトランスフォーメーション(DX)との差が広がる一方です。加えてITゼネコンの多重下請け構造により、人財の無駄遣いにより我が国の停滞の象徴の様になっています。筆者もその様なITゼネコンの下請けに数か月間従事していましたが、内実たるや暗澹たるもので、新技術の入り込む余地や考えはありません。しかもオフショア開発も併用しており、その窓口役も国内にアサインされており、その部分は単純にほぼ2倍の人員になっています。士気もお世辞にも高いとは言えません。人件費は発注元から結局支払われるため、受注のSIerの短期的は経営状況は安泰です。その様な状況では、わざわざリスクを取ってアジャイル等に移行することはないのです。 その様な状況から脱却するためには、この大和総研のサービスはリスクを避けながらDXへ移行してゆくという観点から注目に値します。我が国のIT後進性から少しでも改善されることを期待しています。



 
 
 

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