新幹線ルートから外れた街のDXによる挽回策
- rpa696
- 2023年8月16日
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長崎市への新幹線として一部開業した西九州新幹線のルートから外れ、観光客の減少等街の衰退を懸念している佐賀県鹿島市でDXを活用した観光振興が始まりました。引用記事によると、「この取り組みは、デジタルトランスフォーメーション、いわゆるDXを活用したまちづくりなどを進める『鹿島DX研究会』が始めたものです。利用するためには『デジタル住民の証』を発行し、鹿島市の“デジタル住民”になる必要があります。世界中どこに住んでいても発行でき、デジタル住民になると鹿島を舞台にしたバーチャル空間で、祐徳稲荷神社などの観光地を巡れるということです。まずはデジタルの世界で鹿島に興味を持ってもらい、実際の観光客誘致につなげたい考えです。」とのことです。 在来線時代には観光客が多かったものの、新幹線ルートから外れたがために、街が衰退してゆく例は、北陸新幹線等新しい新幹線沿線にも複数存在します。敦賀開業でも新たにその様な街が発生します。以前なら挽回は極めて困難でしたが、DXによる取り組みが可能になってきました。今後はDXのみに頼ることなく、様々な方策の組合せが期待できます。常にアップデートしてゆくこた重要であるはずです。

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