新手法導入には幹部や中間管理職の意識改革が第一歩
- rpa696
- 2024年1月18日
- 読了時間: 2分
ソフトウェア開発に於いては、アジャイル開発が主流になっていますが、運用に於いてもアジャイルが浸透しつつあります。引用記事によると、「小さく始めて改善を重ねる、要件に変更があることを前提とするアジャイル開発の必要性が叫ばれて久しい。 理由は明らかだ。環境変化が激しい状況下での目標達成のためには、仮説・検証の繰り返しの速さが成否のカギを握るため、アジャイル開発のほうが、要件を隅々まで事前に固めるウォーターフォール型よりも、ITの開発手法として格段に適している。 昨今ではDXの要としても注目を集め、ガートナーが国内企業400社に対して2023年7月に実施した調査でも、すでに6割以上が何らかの形でアジャイル開発を取り入れているという。」とのことです。ここで問題となるのは、人間側が追い付いてゆけるのか、という点です。意外に思えるかもしれませんが、ソフトウェアエンジニア、特に運用担当者は保守的であることが多く、十年一日の如く旧来の考えややり方に固執する場合が多いのです。 筆者が常々思っていることは、ハードウェアの進化に対し、人間側の進化は極めて遅く、対応が後手後手になるのではないか、ということです。新技術を会社幹部に提案しても、「今までのやり方でもできるのではないか」等と横槍が入り、その突破に苦労することは一度や二度ではありません。幹部や中間管理職の意識改革が、新技術新手法導入の第一歩であるのかもしれません。

Comments