日立・小平浪平翁の精神
- rpa696
- 2024年1月16日
- 読了時間: 1分
日立製作所の創業者小平浪平翁生誕150年を公開しました。引用記事によると、「日立のスタンプは、親しみやすいイラストで描かれた小平氏の姿と共に、同社で用いられているあいさつ『拝承』や『多謝』、創業の精神『和・誠・開拓者精神』、小平氏が生涯の指針とした『正直なれ』などの文言をそろえ、全16種類のデザインを1セットとして販売する。」とのことです。茨城県日立銅山のモーターの修理事業所として出発した日立製作所は、産業革命が始まったばかりで欧米に遅れを取っていた我が国において、欧米に追いつき追い越すべく国産を最初の目標として努力を続けていました。国内各社の努力により、ものづくりに於いては1980年代に開発製造を連合国により禁止されていた航空産業を除き、世界のトップクラスに踊りでました。しかし、21世紀に入りハードウェアからソフトウエアへの産業のシフト、及びBRICSを始めとする新興国の台頭により、難しい時代に入りました。しかし同社は、100年以上に渡るハードウェア開発製造で積み重ねたノウハウを基に、ソフトウェアとの組み合わせにより、世界のどの企業を超越する有利性を保有しています。創業時の小平浪平翁の精神を忘れることなく、世界市場での健闘を期待しています。

Comments