昆虫のセンシング技術の応用への期待
- rpa696
- 2023年9月6日
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今週のNHK-BSの「ヒューマニエンス」のテーマは「虫」でした。昆虫の種類は100万種以上と云われ、個体の知は哺乳類等には劣るものの、集合知として繁栄を続けています。引用記事によると、「その生き方には、驚くべき進化の戦略が秘められている。例えば、短命で多産だからこそ、大胆な遺伝子変容を素早く起こせる。また血管を持たない内臓システムは、恐竜の遺伝子を奪い取るという荒業も可能にしたという。さらに、小さな脳でも高度な知性を生み出すことができる集合知。」とのことです。
一方、虫のセンシング技術は極めて限定的であることを逆手に取り、デジタルセンサーとしてロボットやドローンに応用することができます。添付図や東京大学(http://www.brain.rcast.u-tokyo.ac.jp/.../bio_machine...)
によると、メスのフェロモンにのみ反応するオスの「カイコガ」をロボットに組み込み、センシング出力を電気信号に変えて、ロボットやドローンを駆動させる研究が進んでいます。例えば動物の体温や二酸化炭素に反応する蚊のセンシング技術を使った災害救助に応用できるのではないか、と妄想を膨らませることができます。人間や犬の嗅覚等では、センシングできる情報が多すぎて、結果的に精度に問題があるからです。
技術的課題も去ることながら、クリアすべき倫理的問題が残りますが、一から開発するばかりではなく、自然の恵みを活用することも興味深いことです。
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記事・画像引用元:
https://www.nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR1/episode/te/R6ZQJXZW87/

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