本業へのデジタルトランスフォーメーション適用
- rpa696
- 2023年10月12日
- 読了時間: 2分
デジタルトランスフォーメーション(DX)の考え方は徐々に広がりを見せていますが、まだまだ完全ではないようです。引用記事によると、「DXとは本来、デジタルを活用したビジネス構造の変革だ。しかし、実際の取り組みは企業によって千差万別。単なる業務の効率化の取り組みをDXと称する企業や、『DX活用』といった言い回しを平気で使う企業もある。要するに昔ながらのIT活用も、今やDXというわけだ。それと比べると、デジタルを活用したビジネス創出の試みは『本物のDX』と言える。様々なデジタルビジネスを育てることで事業ポートフォリオを変える。まさにビジネス構造の変革だ。実際、『DX先進企業』と称される企業の取り組みは、この新規ビジネス創出型が多い。」とのことで、本業へのDXは遅れ気味の様です。しかし、本業へのDXを後回しにしてしまうと、変革に取り残された本業が企業全体の足を引っ張ってしまう危険性があるのです。 この点、本欄でも度々言及した鉄道業界や、航空業界は本業に真正面に向かいDXを進展させています。鉄道業界において、かつては駅の窓口または自動販売機から切符を購入し、駅員の改札を通って電車に乗り、降車駅で切符を回収する、というプルセスでした。しかし、徐々にDXを進めてきた結果、Suica等のICカードを準備すれば、切符を購入することは不要で、自動改札にICカードをタッチするだけで電車に乗車でき、降車駅で自動改札にICカードを再タッチすれば、瞬時に運賃支払いが可能になりました。新幹線や特急でもインターネット経由でスマートフォンやPCからチケットレスで購入可能です。鉄道会社では削減された窓口や自動券売機の場所を物販やレストランで外部に貸し出し賃料を受け取ることができます。今年オープンした宇都宮のライトレールでは各扉にICカードリーダーが設置されており、現金支払い以外では各扉のICカードリーダーにタッチするだけで、乗車下車できます。また航空業界でも、今や紙の航空券は不要で、インターネット上で航空券をチケットレスで購入でき、席の指定やチェックインも行うことができます。預入荷物がなければ、空港カウンターに立ち寄ることは不要です。 この様な本業のDXが他産業に広がることを願っています。
https://rpa696.wixsite.com/ocns #rpa #rpaツール 記事・画像引用元: https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00849/00117/

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