発想の転換とDX推進
- rpa696
- 2022年11月25日
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長引くコロナ禍において、オフィス勤務とリモートワークを組み合わせたハイブリッドワークに取り組む企業が増えてきている中で、人材マネジメント上の課題が浮上していることを示す調査結果が明らかになりました。引用記事によると、「人材マネジメントにおいて、コロナ前と比較して難しさを感じている」と回答している企業の中で「従業員のモチベーション維持・向上」が59%、「従業員の仕事・働き方に対する考え方」が53%と、過半数を超える割合を示しています。(引用図2)確かに、会社に出社すれば仕事をしている気分になり、会議に出席していれば実際には議論に参加できていなくても仕事をしている気になります。 しかしDXの様な新しい考え方や技術を導入しようとした場合、個々の社員があらゆる学習や調査をしたり、リラックスしていた気分で発想の転換を図ってゆくことが、会議に出席するより重要であることは間違いありません。幸い現代ではひと昔前と異なり、調査するために図書館に出向いたり書店を訪れる必要もありません。インターネットに接続されたPCやスマートフォンがあれば、全ての調査が完結します。実際の業務プロセスを変革した場合には、リモートワークで課題を明らかにした上で、実際の業務現場を訪れれば、効率はむしろ向上します。リモート環境におけるDX推進のためには、ありとあらゆる発想の転換が必須になっているのです。

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