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組織課題に応じた新手法段階的導入

  • rpa696
  • 2023年6月8日
  • 読了時間: 2分

新しいソフトウェア開発手法を導入する際、企業幹部にどの様に新しい手法の有効性を説得し、承認を得てゆくかが最大の関門です。経営危機や社会的に悪影響を与えるシステムトラブルでもない限り、なかなか新手法は幹部に承認されないことが実態です。「今までのやり方で何が悪いのか?」というわけです。定年間近の幹部が多い企業では猶更です。わざわざ火中の栗を拾う奇特な幹部は多くはありません。この様な状況であっては、新手法を導入し開発効率を上げ、開発経費を下げることなど不可能です。 この様な状況でお勧めしたいのは、ハイブリッドで少しずつ新手法を導入する方法です。ウォーターフォールモデルとアジャイルとの関係で言えば、ウォーターフォールモデルでは、数多のドキュメント作成の必要性があり、しかもその承認が次工程への移行条件となっており、日程管理上の課題となっているのが実情です。ドキュメント作成の多くは「やらされ感」があり、何のためにドキュメントを作成するのか、開発現場で感じています。しかもプログラムはドキュメントではなく、実際に書いたプログラムの通りに動作するのです。ドキュメント通りにプログラムが作成される保証はどこにもなく、もしプログラミングに失敗すれば台無しです。「作成するドキュメント」は極力避け、その時間をプログラミングにかける方がリーズナブルなのです。そしてその観点から少しずつアジャイル等の新手法を応用してゆくのです。新手法の成功を積み重ねて、開発何回かのちには全てが新手法に成長させてゆくことは言うまでもありません。 この様に、組織それぞれでネックになっている部分を解決させてゆくという、組織に合った応用が求められています。


 
 
 

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